今、instgramで超話題のフルーツサンドを知っていますか?
フルーツサンドと言えば、フレッシュなフルーツと、ふわふわのホイップクリームのバランスが絶妙で本当に美味しいですよね〜。しかし、ダイワスーパー発「八百屋の本気で作るフルーツサンド」は今までのフルーツサンドのイメージを覆します。
豪快で、贅沢で、美味しい。間違いなく人に勧めたくなるフルーツサンド。関東初出店の中目黒店に行き、その魅力に迫ってみました!
ダイワスーパーとは
突然ですが「ダイワスーパー」ってご存知ですか?
ごめんなさい…初耳です…
ダイワスーパーは愛知県岡崎市に本店を構える、地域で愛されている小さなスーパーマーケット。
私は生まれ育ちが関東なので正直馴染みのない名前でしたが、フォトジェニックなフルーツサンドの写真がinstgramで超話題に。今では有名なスーパーマーケットとして、全国区でその名が知れ渡っています。

ダイワスーパーの名が瞬く間に広まった理由は、見る人を驚かす「豪快フルーツサンド」!!どれも色鮮やかで新鮮なフルーツがふんだんにサンドされています。
映え〜!これはSNSに載せたくなるね!
そんな大人気のダイワスーパーですが、これまで決してラクな道のりではなかったようです…
なぜ、地域で愛されている小さなスーパーがフルーツサンドを作ろうとしたのか、そのヒットの裏側に迫ると、凄腕社長の奮励する姿が見えてきました。
応援したくなる凄腕社長!
50年前に創業した「ダイワスーパー」を祖父から受け継ぎ、やるからには「日本一の八百屋」にすることを目標に掲げて突っ走る、現・三代目社長の大山さん。
初めは、ほうれん草と小松菜の違いも分からないくらいだったが、今では彼の「人間力」と「発案力」、そんな彼の周りに集まる優秀なスタッフ達に支えられてダイワスーパーを飛躍させています。
社長について調べてみたよ
大山さんは母親との意見の食い違いから、学生時代に家を飛び出します。
ある日、弟から「ダイワスーパーの経営が危ない」と連絡が入り、4年半ぶりに帰ると毎年300万の赤字が10年間も蓄積されていた事を知ることに。
ダイワスーパーを危機から守るために自分は何が出来るのか、自問自答していた矢先、祖父から受け継いで欲しいと頼まれ、20代前半の若さながら、三代目社長に就任します。
「お客様が会いたい、話がしたいと思うような魅力ある人間になれば、大手スーパーと対等に渡り合えるかもしれないと思いました。そこで、1日50人を目標にお客様の顔と名前を覚えることを自分に課しました。何しろ、お金は一切かけられませんから、それしか思いつきませんでした」
引用元:東洋経済ONLINE
大山さんはそれから客の名前を覚え、その日の会話や特徴を記録し、常連を増やしていきました。その姿を見習ってスタッフも客と親しく話すようになります。
この写真素敵。いくら時代が変わっても、人は「人」に付いていくよね!
徐々に客数を増やしていったが、店の前に行列を作りたくて、大山さんは新しい一手を考え始めます。
まずは「八百屋らしいかき氷」を考案。
氷の上にほうれん草、にんじん、きゅうり、トマトを乗せて、ドレッシングをかけた「野菜かき氷」を発売!
野菜にちなんで831円で発売させるも、1つも売れなかったそう…
失敗をバネにして、野菜ではなく「フルーツかき氷」に変更します。
その名も「生メロンかき氷」!!!
半分にカットしたメロンを器にして、氷の上にたくさんのメロンとメロンシロップをかけた「生メロンかき氷」をinstagramに投稿すると、注目を浴び始めます。
100人以上の大行列が出来たんだって〜!
しかし、季節商品であるかき氷では夏の終わりとともに、売上が落ちていってしまう。そこで年中売上を維持出来そうな新商品として思い付いたのが、
「八百屋の本気で作るフルーツサンド」!!

みかん丸ごと!?パイナップル大き過ぎない!?と、噂が噂を呼び、今まで見たことがない豪快フルーツサンドを発売すると、瞬時に売れ切れるほどの大盛況ぶり。
こうして大HIT商品を生み出した大山さん率いるダイワスーパー。本気のフルーツサンドが大成功して、愛知県の町の小さなスーパーは、京都と博多に出店します。
そして、2020年3月、東京は中目黒にフルーツサンドのテイクアウト専門店として関東初出店を果たします。
コロナ禍真っ只中での出店だったから、初めは客足が伸びなかったんだって
半ばヤケクソになった社長が1週間くらい道行く人にフルーツサンドを無料で配ったら、バズったんだよ!(拍手)
そのおかげか、中目黒店もフルーツサンドを求めた大勢の客で大盛況に。SNSと言っても結局は人の繋がりですもんね。社長は多くの人を惹き付ける才能を持っているんだと感じました。応援したくなっちゃう…!
新メニューや店舗情報をSNSに投稿しているので、随時チェックしてみてください!
話題のフルーツサンドを食べてみた
ずっと気になっていた話題のフルーツサンドを求め、ダイワ中目黒店に行ってきました〜。感想と、2020年11月最新の値段をお伝えします。

店内に入ると、客ひとりひとりに商品の説明を熱くしている男性の姿が。
あっ、大山社長だ!
社長自ら店内で接客するなんて。その熱意に私は感動。フルーツサンドに掛ける想いがひしひしと伝わってきました!


レジをされていた女性も明るく丁寧な接し方をされていて感激。自然と私も笑顔に。社長が目標としている「魅力ある人間」ってこういう人達のことですよね!

店内メニューやショッピングバッグの、このメッセージは大山社長の直筆だそう。趣ある達筆!

ショッピングバッグは無料でいただけました。テイクアウト専門なので、助かります。早速食べてみました〜!気になる味は…!?
みかん

フレッシュなみかんが丸ごと2個入っているんです。断面が見えているみかんを合わせて1個、この中にもう1個丸ごとみかんがサンドされているんです。信じられますか?
インパクト大だし、甘くて美味しい!!
830円(税抜)
パイナップル

いくらなんでも分厚過ぎだよ、とツッコミたくなる「ペーナップル」。味だけではなく、ネーミングセンスも抜群です。酸っぱ過ぎず、甘過ぎずみずみずしい巨大なペーナップルがサンドされています。
580円(税抜)
三年三組
いちご、バナナ、キウイがごろごろサンドされていました。欲張りさんにおすすめです!
660円(税抜)
チョコバナナ
ダイワのフルーツサンドの中では、お財布に良心的なワンコイン以下のチョコバナナ。この価格なのに、甘〜い完熟バナナがふんだんに入っているので大きなパフェを食べているような徳した気分になれました。
430円(税抜)
ダイワ中目黒店へのアクセス
住所 | 〒153-0051 東京都目黒区上目黒1丁目13−6 (中目黒駅から徒歩3分) |
中目黒駅から目黒川を超えてすぐなので、アクセスの良さも◎
さいごに
豪快なフルーツサンドに圧倒されながらも、店頭にいた大山社長やスタッフさんからはフルーツサンドに掛ける熱いパッションを感じました。
そして、ダイワスーパーの生い立ちを調べているうちに大山社長のファンになりました。一致団結とか、なんていうか目標に向かって頑張る熱い人を見ると応援したくなるんですよね。周りの人を惹き付ける才能を持った大山社長とスタッフさん達、そしてダイワスーパーをこれからも応援し続けます。また近々フルーツサンド買いに行きたいな〜。
みなさんもぜひ、遊びに行ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました〜!
参考元:東洋経済ONLINE
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