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いかさんの雑記帳

初期症状からホテル療養になるまで 【東京コロナ体験記】

いかさんの雑記帳

元気が取り柄の私の所にも、遂にあいつはやってきました。

そう、新型コロナウイルス!!!

第3波、各地で2度目の緊急事態宣言が発令されて、東京都のコロナ陽性者数が500人以下に減少していた最中だった。

発症から6日経過、今日から都内のホテルで療養することになった。

自分が振り返る時の為に、そして今「私もしかしたらコロナかも?」とか「PCR検査の結果待ち中」で今後の流れがどうなるのか不安な方に、少しでも参考になれば、という思いで、私の現状を淡々と書きます。

関連記事:「ホテル療養に必要な持ち物リスト【東京コロナ体験記】」

コロナ初期症状(1〜3日目)

まずは、私が感じたコロナの初期症状から。

  1. 関節痛、倦怠感
  2. 発熱(36.8→38.3)
  3. 鼻の奥がツーンとする頭痛
  4. 咳、痰

これらの症状は、発症から3日日までの症状で、関節痛から順番に症状が現れた。

私の場合、発熱した日が「コロナ発症1日目」です

コロナ初期症状:関節痛・倦怠感・発熱

私はいつも起床時間が遅いのだが、その日は6時に目が覚めた。

身体がゾワゾワして落ち着かない。何この変な感じ。熱が出る前の嫌な感覚を思い出した。体温計で測ったら36.8度だった。

嫌な予感は的中した。朝からずっと横になっているけど、全身を襲う関節痛に加え、だるさも出てきてしんどい。目を閉じると、瞼が熱い。

午後、体温を測ったら38.3度だった。コロナかもしれない…

コロナ初期症状:鼻の奥がツーンとする頭痛

発症から2日目、鼻の奥がツーンとして頭に響くような頭痛が始まった。

この症状を頭痛と呼んでいいのかは分からないけど、普段よくある頭痛とは明らかに違う。鼻水を強くかむと鼻の奥が痛くなる、あの感じに近い。

鼻の奥がツーンと頭に響くあの痛みが1日中続いて、ご飯を食べる時も寝る時も痛いし、それはもう不快で仕方なかった。

コロナ初期症状:咳・痰

発症から2日目、痰がからむ咳も出始めた。

気管支喘息があるから、咳が酷くならないようにのど飴を舐めたり、こまめに水分補給したり、声を出すと咳き込んでしまうから家の中でもあまり話さないように気をつけた。

しかし翌日以降も咳は酷くなって回数も増えていった。痰は少し絡む程度なので、そこまで気にならなかった。

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コロナ症状(4日目以降)

ここからは、発症から4日目以降に現れた症状をまとめた。

  1. 吐き気・息苦しさ
  2. 味覚・嗅覚障害
  3. 微熱が続く

コロナ症状:吐き気・息苦しさ

発症から4日目の午後、急な吐き気。

熱は36.5度に下がり、関節痛や倦怠感もなくなり、気が付いたら鼻の奥がツーンとする痛みもだいぶ楽になっていた。ただ、気持ちが悪い。

1つ2つ症状が良くなったと思ったら、別の症状出てくるの勘弁して欲しい。

寝ようとしても吐き気が邪魔をして寝られなかったが、お昼過ぎから夜まで横になって休んだら吐き気は治ったので、お粥を作って食べた。

食べ終わってテレビを観てたら、なんだか息が荒くなってきた。座っているだけなのに、坂道を登った時のような呼吸が浅い感じ。再び、横になったら落ち着いてきたので、そのまま寝た。

コロナ症状:味覚・嗅覚障害

発症から5日目のお昼頃、味覚・嗅覚障害に気付いた。

ふと、バニラアイスを食べた。…ん?と頭を傾げてもう一口食べた。大好きなクーリッシュは、ただの冷たい塊になってしまった。

「まじか…。最悪だ」

いや、少し感覚が鈍ってるだけかもしれない。もっと確信が欲しくて普段使っている香水やハンドクリームを試したけど、一切香りが分からなくて絶望。

コロナによって味と匂いが分からなくなる症状はニュースで知ってたけど、昨日まで普通に食べていたから、私はこの症状は出ないんだろうと心のどこかで安心してたし、信じたくなかった。

自宅から出られない今、食べることしか楽しみが無いのにそこまで奪うなんて、心底憎い。

2/24追記:発症から2週間後に60%程の味覚は戻った気がします。甘い、辛い、酸っぱいなどざっくりとした味覚は分かるようになりましたが、匂いはなんとなくしか分からず何を食べても旨味を感じません。

3/1追記:ここ数日で匂いが90%分かるようになってきました。発症から20日程経過した頃、急に匂いを感じるように。

3/12追記:味も匂いも100%戻りました。ようやくご飯や大好きなアイスが美味しく食べられます。嗅覚味覚障害は発症から約1ヶ月後に正常に戻りました(個人差あり)

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コロナ症状:微熱が続く

発症から3日目後の朝には、36度台の平熱に戻った。熱が下がるとだいぶ楽になるので、溜まってた分の洗濯や掃除をして気持ちをスッキリさせていた。

ただ、午後から夜にかけて頭がボーッとしたり、顔が火照ってる感じがして体温を測ると36.7〜37.0度くらいの微熱。こんな感じのぬるい微熱が、6日目の今も続いている。

2/24追記:発症から9日目で平熱に戻りました

発症からホテル療養になるまでの6日間

ここからは、コロナ発症1日目からホテル療養を開始するまでの6日間を病院や保健所とのやり取りを交えながら話します。

その前にちょっとだけ。コロナ陽性だと診断された時、「どこで移ったんだろう」とか「コロナ疑惑の人と接点あったっけ」と記憶を遡るかと思いますが、私の場合は120%夫からの感染。家庭内感染です。

私が発症する数日前、帰宅した夫が倦怠感を訴えて発熱。普段からの予防策に加え、万が一に備えて、家の中でもお互いマスクで過ごしたけど、看病してたし感染は防げませんでした。

コロナ発症1日目:発熱センターに電話相談

夫が受けたPCR検査の結果待ちの間に、私が38度の発熱。真っ先に仕事が心配になった。

「東京都発熱センター」に電話相談した。

担当の方からは、

  • 夫の結果が出るまでは自宅で安静に
  • もし夫が陽性だったら、濃厚接触者として検査の案内をする

との案内があった。

結果が出るまでは1〜3日だと言われたけど、いくら結果を待っている間、自宅待機だからって何もせずボーッと過ごせる訳がない。

仕事はどうなる…?職場から聞かれそうなことを想定して、質問に質問を重ねた。これから私たちはどうなってしまうんだろう。先が見えない不安ってこういうことなんだと痛感した。

担当の方が、些細なことも親身に相談に乗ってくれて、励ましてくれた。おかげで今後の段取りが透明化され、気が楽になった。その数時間後、保健所から夫へ陽性の連絡が入った。

私も発熱したことを伝えると、濃厚接触者なので明日PCR検査を受けるよう指示された。

コロナ発症2日目:PCR検査を受けた

朝、夫へ保健所からの電話。症状や基礎疾患など細かく答え、早速今日から入院することが決まる。急いで入院の支度を進めて、お昼過ぎに見送った。心配で寂しいけど、しばしのお別れ。頑張れ、夫。

その後、私は病院でPCR検査を受けた。容器に唾液を2ccほど入れるタイプだった。

陰性を願うけど、高い確率で私も陽性だろうから入院かホテル療養になるだろうと思った。「明日は更に高熱が出て、今日よりも具合が悪くなってしまうかもしれない」なんて考えてしまって、帰宅してすぐに宿泊の準備を始めた。

関連記事:「ホテル療養に必要な持ち物リスト【東京コロナ体験記】」

同時に、まさか夫婦共倒れになるなんて思ってもいなかったから、普段通り買い込んでいた冷蔵庫に残っている食材を処理した。

お肉や野菜など冷凍できる物は冷凍庫へ。卵やきゅうり、トマトなど冷凍出来ないし、賞味期限が近いものは、優先して食べた。

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コロナ発症4日目:結果は陽性

PCR検査を受けてから、変な緊張が続いていた。

残念ながら夫は陽性になり入院してしまったけど、私も陽性だと1週間以上、見事にすれ違いになってしまう。早く会いたい一心で、陰性であることを願っていた。

陰性だと願いながら、宿泊準備進めてたの?w

いかさん

ほら私、現実的だからさw 99%陽性だと思ったから淡々と準備をしていたけど、残り1%の希望は持ってたよ。気持ちだけでも前向きでいられるようにね

が、願いも虚しく検査から2日後の朝、保健所から陽性の連絡が入った。

ガーーーーン。

私も症状や基礎疾患の有無、治療中の病気や服用中の薬などすべて話した上で、ホテル療養が決まった。発症から10日経過するまではホテルで過ごすことになるのだが、体調が安定しない場合は延長される、と説明があった。

宿泊先のホテルは都が決めるそうで、決まり次第改めて連絡が来ることになった。

コロナ発症6日目:ホテル療養開始

発症から6日目の朝、宿泊先のホテルが決定したと保健所から連絡があった。今日からホテル療養開始になる。

荷物の最終確認を済ませた所で、送迎の運転手からピックアップする場所を確認する電話が鳴った。患者から希望がなければ自宅前になるかと思うが、近所の目が気になる人はある程度、場所を指定出来るかと思う。

事前に送迎車は相乗りになる可能性があると説明があったが、実際は私ひとりだった。

車内は、運転席と後部座席の間に透明のビニールシートが貼られ感染予防されていて、運転手と話すこともなく静かなまま療養先のホテルへ到着した。

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初期症状からホテル療養になるまで:まとめ

コロナ発症1〜3日目までの初期症状は、以下4つでした。

  • 関節痛、倦怠感
  • 発熱(36.8→38.3)
  • 鼻の奥がツーンとする頭痛
  • 咳、痰

続いて、発症4日以降の症状は以下3つ。

  • 吐き気・息苦しさ
  • 味覚・嗅覚障害
  • 微熱が続く

陽性者数が圧倒的に多い東京に住んでいれば、いずれはコロナになるものだと思っていました。無症状なだけで既に感染しているかもしれないし…かと言って、予め調べたり準備していたかと言うと、何もしていなかった私。

いざ家族や自分が感染した時、どうすればいいのか分からなくなってしまうものですね。コロナ疑惑になったら、各自治体のどこに相談するのか、職場ごとのルールだってありますよね。今回の件を通して、いざという時の心構えが重要だと実感しました。ホテル療養生活については、別記事でお話します。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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